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唯物是真 @Scaled_Wurm

プログラミング(主にPython2.7)とか機械学習とか

第2回電王戦の感想

毎週土曜の楽しみにしていた第2回電王戦が終わってしまいました。

人間対コンピュータとの触れ込みでしたが、私はコンピュータ側を応援していました。
プロ棋士1勝、コンピューター3勝、引き分け1となりましたが、2勝2敗で団体でも引き分けぐらいの方が次回以降が盛り上がってよかったかなーというのが率直な感想です。

将棋は駒の動ける場所を知っている程度でまったく不案内なのですが、ニコニコ生放送の中継は解説やゲストなどがあって見ていて面白かったです。
今回の初めて上手い人同士(?)の対戦を見ていて「将棋ってこういうゲームだったのか」というのを初めて知りました。
特に第3局は何度も逆転があって印象的でした。

今回の対戦で「コンピュータ側が人間よりも強いのではないか」という話が出ています。
しかし、例えば各局の勝敗を五分五分として更に引き分けを負けとして計算した場合でも、1勝4敗というのは\frac{5}{32}\approx 0.16の確率で起こりえます。
確かにコンピュータ側が強い可能性が高いけど、実際のところはもっと数を重ねないとわからないと思います。

また最近の将棋ソフトウェアは盤面の評価関数として、機械学習を使っているという点にも興味が惹かれました。
機械学習についての本を読んだりして勉強していますが、こんなことにも使えるのかと驚きました。
電王戦の感想として「コンピュータ側はプロ棋士の棋譜を使っているからずるい」という意見を見かけましたが、そのうち棋譜なしでの学習、教師なし学習や強化学習などでも強くなるのではないかと期待しています。

同時に複数の画面を中継したり、画面に別のソフトの評価値を表示したりするなど、ニコニコ側の工夫(?)も多く見られてすごかったです。
この評価値には一喜一憂させられましたが、ゲームのライフ表示みたいでわかりやすかったです。
やっぱり見せ方は大事なんだと思いました。

いろいろな意味で楽しめたよい企画でした。

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