理系の人に役立つかどうかはわからないが哲学とかが好きなので面白かった。
紹介されている理論について、ちょくちょく「言葉遊び的であまり違いがないなぁ」と思う部分があるけど、哲学慣れしてないからなんでしょうか。
確率の解釈について頻度主義的解釈と主観的解釈の2つしか知らなかったのですが、他にもいくつかあって難しい……。
メモ
科学の条件
- 検証可能性
正しさが経験によって証明できるか?
全称命題ではうまくいかない
- 確証可能性
経験によって確からしさが増すことができるか?
対偶を考えるとおかしくなる。
「黒くないものはカラスではない」事例を確認すると「カラスは黒い」の確からしさが増す?
経験によって間違っていることが証明できるか?
命題の否定を考えると、反証可能と不可能が入れ替わることがある。
確率
- 客観的解釈
- 相対頻度解釈
- 仮説的な相対頻度解釈
- 傾向性解釈
- 主観的解釈
- 作者: 森田邦久
- 出版社/メーカー: 化学同人
- 発売日: 2010/06/10
- メディア: 単行本
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